最近は「P☆League」などテレビ放映されたりと人気が再加熱しているボウリング。多くの方が遊びで1度は行ってみたことがあるのではないでしょうか。一昔前は1ゲーム1ゲームが意外としたりとちょっとやりこむには敷居が高かったイメージもありましたが、最近ではエンターテイメント総合施設などで安価の投げ放題なども実施されていたりと敷居も下がり、1人で通われる方も少なくありません。そんなボウリング、皆で楽しくやってみませんか(^^)今はその人気もあり、各ボウリング場ではレベルの高くないイベントなども多く開催されています。そういうイベントで、レベルを気にせず、同じ趣味を共有する方々と投げるのも楽しいものです(^^)その上ボウリングはフィジカル(身体)よりメンタル(精神)のスポーツと言われることもあり、老若男女誰でも楽しみやすいスポーツです。この機会にいかがでしょうか(^^)ボウリングの良さとして、プロ選手との距離感が近く、上記のP☆Leagueなどで活躍されている各プロ選手と一緒に投げられるプロチャレンジマッチ(プロチャレ)などもあり、顔知れたプロに実際に接する機会も少なくありません。そういうのも楽しいですよね(^^)

イベントに参加の際はボールとシューズは自前のものとなりますが、今はすごく安価でそろえられるんですよ。例えば上記の有名店、ラウンドワンなどでは3回普通に通いスタンプを集めると、ビギナー用のボールではありますがドリル(ボールに自分の指にあった穴をあけてくれる)付きで2,100円、シューズも1,480円と格安購入できるサービスもあります。自前のボールがあると良いですよ(^^)ハウスボールの延長線上のボールではありますが、毎回同じ重さの指にあったボールを投げられますし、シューズにしても滑りやすさなど安定し、投げやすさ抜群です。特にシューズはボウリング場のレンタルですと誰でも使えるよう左右対称の滑る靴裏となっていますが、本来は右投げ用・左投げ用と左右非対称の靴裏(片方が滑るタイプ、もう片方が滑らないタイプ)なんですよね。キャリーケースもショルダーベルト付のものやキャスター付きのものなど、持ち歩きしやすいものも多く出ていますし(1個用から4個用)、今はローカー完備のボウリング場も多いので、投げる場所を決めているならばそこのロッカーを契約し、ボールなど一式を預けておくこともできます(毎回手ぶらで行き来できますよ)。

そうはいってもボウリングは重いボールを曲げないとなかなかストライク(フレームごとにセットされた10本のピンを1投で全部倒すこと。ちなみに2投で全部倒すことをスペアと言います)も出ず、スコアも伸びないものと引いてしまう気持ちも抱きやすいですよね。実際、重いボールの方がピンアクションも良く、ピンが倒れやすい上、確かに最近は回転数が高く、ピンをよく跳ねる流行りの両手投げや、角度的にストライクの入りやすい大きく曲がるカーブ、鋭角に曲がるフックボールをマスターされる方も今は少なくないのも事実です。しかしそれもコントロールあってのしろもの。変なはじき方をすると、ピンが真横に飛んでしまったりして後方のピンを変に残してしまうケースも出てきます。それにイベント等では多くの方が曲げる軌道で同様に投げるためオイルがどんどん伸びて薄くなったりとレーンコンディションも変わりやすく(投げるごとにレーンのオイルは薄く伸びていき、オイルが多いところはボールにいくら回転をかけても真っすぐ滑っていって直進してしまいますし、逆に薄いところはレーンに回転が伝わりやすく予想より曲がりすぎたりも)、人によってはそのアジャスト(レーンと自分の投げるボールの軌道の一致)に悪戦苦闘し、ヘッドピンに全然当たらなかったり、変なピンの残し仕方をしたり、端の溝に落としガターを連発したり等となかなか安定性を見出せず、結果自分のリズムになかなか乗れないどころかむしろ乱してしまうなんていうケースも起こりえます(練習投球時もそうですが、例えば1ゲーム目と3ゲーム目でも全然レーンのオイルの状況は変わっていますので=イベントでは練習投球+3、4ゲームというものも多いです)。そういう意味ではストレートはそういうオイルによるレーンの変化の影響も受けづらく安定してピンを倒すことが出来ます。それに軽いボールでストレートを投げる方が疲れで身体がブレたりしづらく(重いボールだと徐々にボールの重さに負けて外側にボールが流れてしまったり、逆にそれを何とかしようと引っ張り気味になったりとボールに振り回され安定性を欠く展開も)、ボールの重さで突き抜けるように両サイドのピンが残ること(スプリット)も少ないですしね。

他にも利点はいくつもあり、技術的引き出しが多いに越したことはありませんが、ストレートだけでも案外やりようはあるんですよ。上記の例でいえば、イベントなども含め他の方と投げる場合、そもそも投げるラインも違う分我関せずと他の方の投球に変なイメージを植え付けられることもありませんが、アジャストするのに四苦八苦されている方を尻目に、影響の出にくいストレートの方がスコアを崩さず積み上げていくことができ、その分気分を乗せてリズムよく投げられるどころか、最終的にそれが確実にスコアにもつながり投げやすいなどと思うことも(^^)確かに曲げた方がストライクになりやすい箇所(スポット)も広がりますが、左投げの方や通常と逆回転の右手投げのバックアッパー、ストレート主体の方は、投げる方自体が少ない分レーンコンディションの変化に左右されたりと悩まされることも少ない利点もあります(多くの方が同じラインで投げると、レーンに塗られたオイルがどんどん薄くなっていってしまいますからね=例えばイベントで4人1ボックスで投げたとして、自分以外の3人が右手で曲げている場合、自身の投げるボールの軌道上のレーンのオイル状況変化率は他の方々の1/3に)。それにストレートの特徴として、本当にど真ん中に行ってしまうと、ピンが離れて残るスプリットが出やすくなるとも言われますが(特に重いボールでは)、果たしてそこまでボールがど真ん中にそう行くものでしょうか?ボールを投げるファールラインからヘッドピン(1番ピン)までは約18mと野球のピッチャーが投げるところ(マウンドのピッチャーズプレート)からホームベースまでとほぼ同じ距離があります。投げる際、それだけの距離がある分手前でほんの数ミリズレただけでもピンに届く際は数センチのズレと大きな差異が出てしまうもの。むしろズレて当たり前。実際そのズレた場所にこそ、曲げる場合と比べれば確かに幅は狭くなりますが、ストレートのストライクになりやすい箇所(スポット)があります。もし本当にど真ん中にいってしまったとしても、それこそ軽いボールをゆっくり投げた場合、重いボールと違い重さによる直進力も弱く、ピンに押し負ける形でボールが良い感じにズレ、それが逆に良い感じにピンを倒していってくれたりもします。軽くゆっくり投げてもボールはピンまで届きますよね。それだけのオイルがレーンには塗られていますので、ピンも倒れれば意外と滑っていって他のピンに当たったりもしますので(^^)ただ軽いボールでゆっくり投げた場合、他のピンに取り囲まれた真ん中のピン、ヘッドピンのすぐ後ろの5番ピンがどうしても残りもやすくはなりますが、まあ残っても狙いは同じド真ん中、変に難しく考え込んで力むことなく2投目も投げやすいですからね(^^)まあせっかくボウリング場に来たからこそ、日頃のストレス発散の意味も込めて思いっきり投げたいという気持ちも分かりますが、力めば力むだけボールを放すリリースポイントも含め安定性をなくしコントロールも乱れがちに。それで端の溝に落ちて1本も倒れずガターになってしまう方が余計にストレスも溜まってしまうのではないでしょうか(^^;)ようは自分が楽に投げられるボールで自分の投げ方を固められれば案外スコアーも伸び、なんとかなるものなのです。スマホや家電製品と同様に色々とできる機能豊富な高スペック(性能)の新しい製品がいくらあったとしても、自身がその機能・性能を使いこなせなければ意味はありません。新しい「80」の高スペックの機能を30〜40%しか使いこなせないより、「60」のスペックの高くない以前の使い慣れた製品を60%使いこなせている方が質の高い理解も含め応用力も利きやすく、安心感も底上げをしつつ結果につなげやすいのは必然ですからね。そういう点では高くてよく曲がる重いボールも当面は必要ありませんし、重いボールを投げる力(腕力・握力・手首(リスト)の力)=フィジカル的要素や曲げられる技術的要素が有るに越したことはありませんが、現状なければないでどうにでもやりようは十分あるものです。だからこそボウリングは何よりメンタル(精神)のスポーツと言われ、老若男女誰でも楽しみやすいスポーツの1つとなっています。レーン自体も最近は近未来的なスペースとなっているところもあり楽しいですよ(目がチカチカして投げづらいという方もいますが(^^;))。ちなみに大抵の方は12ポンドから15ポンドのボールを使われていますが(ピンアクションが良い重いボールは1投目用に、微細なコントロールのしやすい軽いボールは2投目のスペアボール用にと使い分けるのもやりやすいです)、握力・手首(リスト)の力の弱い自分は、12ポンドと9ポンドのボールを併用していました(肩を痛めたり踏み込みが怪しい今の状況では9ポンドのボールのみを使用しています=軽い分持ち運びも楽ですしね)(^^;)

そんなボウリングで、今度は選手としてレーンに立ってみませんか?
別にプロとしてというわけではありません。
同じ興味を分け合う方々と共に、気軽に楽しくやってみましょうよ(^^)

では、両手投げやカーブ、フックボールが多用され主流となる今、
あえて触れられることのない「ストレートの強み」などを見てみましょう(^^)!

利点:

・レーンの影響を受けにくい!

重いボールでカーブを投げる方が角度的にも一番ストライク率が高いのは事実です。しかしレーンに塗られているオイルの量などレーンコンディションにもより、人によってはそのアジャスト(レーンと自分の投げるボールの軌道の一致)に悪戦苦闘し、端の溝に落としガター連発などというケースも起こりえます。その分、ストレートですとそういう心配もまずないですからね(^^)確かに大きく曲がるカーブや直線軌道から鋭角に曲がるフックボールを身につけると、自身の引き出しが増える分、どんなピンの残り方をしても狙いやすくもなりますが、まずは自身の癖を知り(筋量や柔軟性、過去の怪我などフィジカル面からの個人差は必ずあり、それは他者と比較し合わせるようなものではありません)、それに沿ってのコントロールを磨くうえでも無理にカーブなどを投げる必要もなく、ストレート1本でもかまわないのです。

・ズレてこそのストレート!
前述の通り、本当にど真ん中に行ってしまうと、両サイドが残りスプリットが出やすくなってしまいますが、果たしてそこまでど真ん中ってそう行くものでしょうか。投げる際、ほんの数ミリズレただけでも、約18m先のピンに届く際は数センチのズレと大きな差異が出てしまうものです。むしろズレて当たり前。そのズレたポイントに、曲げる場合と比べれば確かに幅は狭くなりますが、ストレートのストライクになりやすいポイント(スポット)もありますし、実は変な残り方もしづらい特性もあります。特に軽いボールならば重いボールと違い直進力も弱い分、突き抜けるように両サイドのピンを残すようなことも少ないですし、重さに振り回され極端に安定性なくコントロールを乱すこともないですからね。変な残り方さえしなければ2投目でスペアを取ってスコアを加算していくことも実はしやすくもなりますしね(スペアだけ数を積み上げても200近く(ボウリング1ゲームのMAXスコア=300)のスコアが出ますからね(^^))その分1投目で全部倒せなくとも、変な残し方をせず2回に分けて全部倒せれば(マークを付けれれば)OK、万時良好とまずは思ってみても良いと思いますよ(^^)変に意識すると力んだり、投げる瞬間指先や手首をひねって小細工しようとしてしまったりと、慣れない動きでコントロールが意図せず乱れてしまうもの。投げた瞬間そういうものは自身が一番気づきますからね。そうなってしまっては後の祭り。だから気楽に気楽に、どんな状況も取れればラッキーぐらいの感覚で楽しみながら(^^)


投げ方:

・まずは立ち位置を見よう!

大抵の方は始め、レーンの先頭にあるヘッドピンに対し真っすぐ正面に立つと思います。そこでボールの位置をよく見てください。身体はヘッドピン(1番ピン)に対し視線(顔)は真ん中正面ですが、ボールは肩幅分ずれてしまいますよね。その分、投げる際は肩や腕で少し引っ張る必要があり、これが疲れや気負いも伴いコントロールが荒れる原因となります。レーンに立った際、ヘッドピン(1番ピン)のある板の延長線上にボールを持つ腕の肩がくるように
立ち位置を肩幅分ズラして立ってみてください。目安として下の図のリリースドットとアプローチドット(スタンスドット)を繋ぐイメージで助走を取るとズレも少なくなるという方もいますが、実際微妙な肩幅の個人差などもあり数の少ないドットに合わない方もいらっしゃるので、自分は板目を見る方が良いのではと基本お勧めしていますが(板も色が異なる分、そこまで周囲の板と同化して見づらいということも少ないと思いますが=最近は木に似せたプラスチックの板を使っているところも増え、昔のようにメープル(カエデ)や松の木の板を使っている所も少なくなってきてもいますが)。その後は胸を開いて姿勢を正し、上体を上げた状態で助走スタート(気持ち足取りをゆっくりにすると、ボールに質の良い前進力(ピンを押す力)が自然と乗りやすくなりますよ(^^))。そのままボールの重さに任せ、腕をまっすぐその板の上を通すようにしてボールを「投げる」というよりかは、その板のファールライン前方にゆっくり「置く」くらいの感覚で(子供の投球などを見ていても分かると思いますが、敷いてあるオイルでどんなにゆっくり投げてもピンまでボールは滑り転がっていきますのでご安心を(^^))。腕を大きく振るとその分ボールに勢いも付きますが、反面コントロールがブレやすくなってしまいますので、初めはコントロール重視ということで(^^;)人によってはボールの重さによる振り子運動の方がブレも少なくスムーズに投げられる方もいますので、腕のフル速度や振り幅などは個人差も含め投げやすい状態で構いません。そもそもボウリングは押す力とそれに見合ったコントロール(当たる角度と場所)の関係性が重要なり、勢いよりもむしろコントロール(当たる角度と場所)が大切なんですよね(^^)だからと言ってコントロールを気にするあまり腕が縮こまってしまっても、コントロールは安定しません。腕をしっかり伸ばし、終始親指をヘッドピンに向けておく事もお忘れなく(投げる際に親指の向きを合わせようと手首をひねったりすると、ゆっくり投げると直進力が弱い分、その回転力に負けてしまい変に曲がってしまうこともあります。そういう傾向が出やすい場合は投げづらいかもしれませんが当面は安価なものでもリストを固定する専用のリストタイ(リスタイ)を付け、変に手首をひねらないよう固定して習慣がつくよう一時的に補正を図ってみるのも悪くはないかとも思います)。始め肩をレーンの真ん中にした際の軸足のある板を把握し、投げる際に軸足がその板上にあるかを見ておきましょう。それと腕は真ん中の板の上を沿うように真っすぐ通っているかに気を留める意味で、目線を足元にしてみるのも併せて確認するのに良いかもしれません。そこから少しずつ視線を前に向けていき、自分のコントロールが安定しやすい位置をゲームの序盤で見つけたいですね(イベントでは練習投球の時間がありますので、その時間帯にでも)。その時その時の身体コンディションによっても多少のずれが出てきますので(気圧や湿度など気候の影響もありますからね)、その都度逐一確認しながら(^^)ストレートも極めれば大きな武器となりますよ(^^)V




・前述の5番ピンが残った際、2投目はそのピンのある板の「隣の板」の上をまっすぐに!
2投目で特に真ん中よりの1本が残っている場合など、普通に真ん中に投げればいいだけと思いつつも逆にそのピンをどうしても変に意識し過ぎてしまい、力みが生じ若干ながら引っ張り気味となり、ピンの真横を抜けていってしまったりもしてしまうものです。それを考慮し、
右利きであればピンのある板の1枚右隣にズラした板上を、左利きなら1枚左隣にズラした板上を真っすぐ通すようにすると、多少ズレてもピンの倒れる率が高くなりますよ(^^)

・端のピンを狙うときは目の錯覚に注意!
左側の4番、7番ピンや右側の6番、10番ピン等の端のピンが残ってしまった場合、ストレートを投げようにもリターンラック(ボールが戻る台)が邪魔になって投げづらかったり、端の溝の圧迫などでコントロールが乱れたりすることも少なくありません。かといって真ん中から対角線に投げると、ピンの手前で端の溝に落ちてガターなんていうこともよく起こりますよね。実際のところ、この投げやすい真ん中から対角線で投げるという発想は間違いではありません。しかしここで一番の原因となるのが、実はレーン上にV字に三角形を並べた「
スパット」と呼ばれるラインなのです。このコントロールの目安にと書かれているスパット、レーン縦幅の1/3あたり=手前より真ん中寄りに描かれているようなイメージを起こしやすいのですが、実は手前側1/4の位置に書かれています。投げる際はどうしても視線が手前に来ることもあり、そのラインが視野に入る分瞬間的に無意識下で引っ張られてしまう事も併せ「認識のズレ」という錯覚を起こし、特に対角線で投げる場合は真っすぐ引いたイメージ上の板の上を通すように投げているつもりが、どうしてもボールがピン手前で溝に落ちガターになってしまいがちにもなります。その上約18m先に4列に並ぶ10本のピンは、手前からではわかりにくいのですが1列目から4列目のピンが奥行き約91cmという1m弱の思った以上に広いエリアに並べられています。手前からでは距離感の認識がしづらいですが結構並べられているピンのエリアも奥行きがありますよね。毎回1投目は10本並んだ状態でピンが建てられていることからもそのイメージを引っ張りがちともなりますが、約18mも離れた先のピンということもあり、どうしてもサイド(後方)のピンもヘッドピン(1番ピン)の有る1列目と同列上のピンとしての感覚で狙ってしまいがちになりますよね。そうなるとその奥行き分手前で端に落ちガターになってしまうのもうなずけるというものです。レーンの中央に立って身体を残ったピンに対して正面に向かせ、その延長線上から助走を取りつつそのピンと肩・ボールのラインを一枚の板で繋ぐイメージで投げる。それ自体は正解です。ただそのイメージの中で、ピンの奥行きも含めた「認識のズレ」が起ることを事前に考慮し、実際に残っているピンではなくその残っているピンとヘッドピン(1番ピン)の有った基準線となる板の中間(利き目なども含め個人差も出ますので、そのど真ん中のねらい目から心持ち右寄り・左寄りなどといった微細な調整は必要になるかもしれませんので練習などで自身の傾向を測ってみるのも良いのではないでしょうか)を狙いましょう。特に右利きの方でボールを曲げる方は右端の10番ピンが、左利きの方でボールを曲げる方は7番ピンが倒しづらいとも言われますが、レーンの真ん中周辺からイメージ重視のこの投げ方ですとリターンラックも邪魔に感じませんし、そういう苦手ピンも解消されやすく気も楽になりますよね。複数ピンが残っている場合は内側のピンをと基準線で狙い目を図りますので、3列目の端ピンとなる4番や6番ピンなども同様の狙い方で。それで今まで2投目で倒せなかったピンを2回に1度、3回に1度でも倒しスペアと出来れば、スコアもだいぶ変わってきますよね(^^)むしろ多くの方が苦手意識を持つ端のピンを残したとしても、逆にどちらサイドが残っても苦手意識なく狙って投げられると気持ちの余裕すら持って投げられるようになるかも。




(*)2投目はどうしても1頭目のアフターケアとしてコントロール重視となるため、スペアボールとして軽いボールを用意しておく方もいます。そのため、右側優先のルール(後の「ルールとマナー」参照のほど)にのっとり隣の方が投球順を譲ってくれたとしても、あえて「お先にどうぞ」と後手にした方がいいかもしれません。ゆずられると急いで投げなくてはと心のどこかで思ってしまい投げ急ぎからリズムを崩しやすく、その上その気負いから力みも生じやすく、大抵の方がねらい目より引っ張ったりとコントロールを乱しやすくなります。2つ隣のレーンなどはルール上気にする必要は基本ないのですが、投げる際に誰かが視野に入るとどうしてもその存在という圧力を受け、コントロールに支障をきたしてしまうものです。そういう場合も一旦リターンラックにボールを置いたり、後ろに下がりアプローチレーンから降りて一息ついたりし、リスタート(再スタート)を図った方が良い結果を生みやすいですね(^^)複数で投げる分、同じレーンの方を確かに待たしてしまいますが、そうはいってもほんの数十秒の事な上、毎回というわけでもありませんし大した時間でもありません。こういう時は細かいことは気にせず図太さがものを言います。微細な影響も離れたピンには大きな影響を与えますからね(図太さが生み出す繊細さ(^^))。その辺がメンタルのスポーツと言われる所以でもあります(^^)


スコアの伸ばし方:

・1フレームと9フレームは特にマークを付けることを狙って!

ゲーム中、常に狙ってはいると思いますが、特に1フレームと9フレームは、スタートダッシュおよびスコアを跳ね上げる最後のフレームとなるので、出来るだけマーク(ストライクもしくはスペア)は付けておきたいですね。

・連続ストライクが途切れた時の2投目を大切に!
連続ストライクが取れていたとして、それが途切れた時点で大抵気持ちが切れてしまいがちですが、次につながるかどうか、そこで流れもですがスコアの伸びが大きく変わるものです。逆にこここそ大切と思って投げれると、大きくスコアーが伸びるようにもなりますよ(^^)

・スプリットが出たときの追加の1ピンが最後に大きくものをいう!
よく「両端の残るスプリットは腕の見せ所」とも言いますが、スプリットが出ると2投目でスペアーを取るのは正直難しいですよね。ならば片方だけでも、1本だけでもしっかりとっておきましょう(^^)その方が変に難しいことを狙わず、気楽に投げられますし、それが良い結果を生み出すことも(^^)

・スプリットの次のフレームではタイミングを外そう!
スプリットは取るのが難しい分、その次のフレームではスコアをカバーしようと気持ちが先行する形で力みも生じやすくなり、コントロールを乱す傾向が強く現れます。それもあって「スプリットは流れを変える」とも言われますよね。それゆえにレーンに一度立ってからあえて一旦戻りやり直したり、レーン上で深呼吸したり肩をまわしたりと、1テンポずらす形で投げるほうが得策となることも少なくありません。


(*)ゲーム後に総数としてのストライク数、スペア数、ノーヘッド数(1番ピンを外した数)、スプリット数は毎回チェックしておきたいところですよね(目安としては3ゲームごと)。ですのでスコアシートは是非持ち帰りましょう(^^)!


イベント:

各ボウリング場では気楽に参加できる色々なイベントが開催されています。お店にも張り出されていますが、HP等でも確認してみましょう。参加の際は電話などで必ず事前予約を入れてくださいね。ボウリングは基本1レーン2人程度となるため、イベント時の使用予定レーン数により定員が定められてしまいます。

例)ラウンドワン

マイボカップもしくはビギナーズカップ(アベレージ160以下)

スタッフと投げよう(制約なし)

スタッフチャレンジ、プロチャレンジ
(制約なし、ハンデ込みでスタッフやプロよりスコアーが上の方は全員勝利者賞)

これらのイベントではハンデキャップ制が取られ、各々に応じたハンディキャップが各ゲームごとに加算されます。基本ラウンドワンの場合、イベントに初めて参加される方や前回から6か月以上期間が空かれている方は年齢および性別によって決められたハンデキャップが採用されます(そのため初参加のイベントではスコアー的にどうしても苦しくなってしまいますが、次回以降のために雰囲気などになれるための練習と思ってください)。以降は前回のスコアを基にし算出されたセンターアベレージハンデキャップが採用されます(順次押し出しの形で最新6か月分のスコアデータが採用対象となります)。このセンターアベレージハンデキャップは全国店舗で共通のものとなりますが、店舗により独自ルールを適用している店舗もあります。


(*)なおラウンドワンのイベントでは参加人数にもよりますが、上位の他にも5飛び賞(5位、10位、15位など5の倍数順位)や7位(ラッキーセブン)、ブービー賞(最下位から2人目)、男女ハイゲーム賞(ハンデを含まないハイスコア賞)など賞与も多く、該当者には施設使用権がイベント後の表彰式で授与されます。イベント参加費も高くない上に、次回などに使える施設券をもらえる機会も多いのは楽しさ倍増ですよね(^^)


ルールとマナー:

・イベント時は基本「アメリカン方式」!

通常ボウリング場で楽しむ場合は1レーンのみで投げ続けますよね。これを「ヨーロッパ方式」と言います。一方でイベントでは基本、リターンラック(ボールが戻る台)を挟んだ1ボックスを使い、自身の順番では
左右のレーンで1フレーム(1ゲーム=10フレーム)ずつ交互に投げるアメリカン方式となります。次のゲームは前のゲームスタート時と逆のレーンから投げ始めます(その都度間違わないように=前面の画面にどちらのレーンで投げるか矢印表記がされています)。

・イベント時の練習投球は基本1投ずつ!

イベント時などはゲームを始める前に10分程度練習時間をもらえます。限られた時間ですので基本1投ずつとし(同じボックスの方々と相談し、通常のまま10ピンずつとするのも自由ですが)、回転良く皆で投げていきましょう。本来はレーンのコンディション(オイル状況によるボールの曲がり具合)を見る時間ですが、
ストレートを軸とする場合はオイルの影響も受けづらいため、その日、その時の自身の身体のバランスや状態、傾向を把握するための練習投球と考えると良いと思います(前日の寝ぞうや気圧・湿度によるムクミなどでも身体のバランスが変わることもありますし、その時その時の微細な身体の変化を知ることも重要です)。もし寝不足や疲労過多で足元がおぼつかず、ふらつきがちだったりしたなら、歩幅を狭くしてファールラインより手前から投げてみたり(バランスを崩してファールラインを超えてしまったりすると、ファール扱いでカウントが0(ゼロ)となってしまいますので)、もしいつもと同じように投げているのに狙い目からどちらかに逸れる傾向が強い場合は、自身の立ち位置をその分ズラしてみたりも。ボールを無理に手先だけでコントロールしたりしようとするより、その時の自身の身体状態を知り、その傾向をそのまま活かせるよう立ち位置などをズラしたり向きを変えたりして合わせることでコントロールした方がボールにかかる回転共々安定性も増しますよ(^^)V練習投球はスコアを出すものではありませんので、必ずしも真ん中を狙う必要はありません。端ピンを倒したいのであれば何本立っていようと端ピンだけを狙っても構いません。あくまで練習ですので、どんなミスもOKです。むしろどんどん色々なねらい目など投げてその時の自分の傾向やコンディション、レーンの状態を掴んでおきましょう(^^)

・投球は基本、「右側優先」!
投球は基本隣り合うレーンで右側の方が優先となります。隣のボックスの方と同時にアプローチレーンに上がってしまった場合、自分が左側なら一回レーンから降りて相手に譲りましょう。しかしもし右側の方が2投目のスペアチャンスの場合は、投げ急ぎはミスの素となるので、「先投げます?」などと選択肢を相手に譲って聞いてみても良いかもしれませんね(^^)そうでなくともイベントでは何人にも混ざって複数で投げため、自分が次に投げるまでの間隔がまちまちになったり、投げる際に他のレーンの投球者が視線に入って投げ急いだり、逆にそのまま待機させられたりと自分のリズムも取りづらく、なかなか普段のように投げられずスコアを崩しがちな方も出やすくなりますからね。そういう点でも事あるごとに相手に譲り一息入れながら場のペースに飲まれず自分のペースを見出すのもいいかもしれませんね。その際はその場で中途に待機ではなく、一旦ボールをリターンラックに置いたり、アプローチレーンから降りてしっかりリセットをし、再度自分の投球リズムに乗って投げることをお勧めします。

・ストライクやスペアーを取った人には笑顔とハイタッチでお出迎え(^^)V
同じレーンやボックス、近間の参加者などがマーク(ストライクもしくはスペア)を付けたら、笑顔と共にハイタッチで迎えてあげましょう(^^)!そうする事で嬉しさなどを共有・共振でき、互いに一層ウキウキ楽しく投げられますよ(^^)それが自身を良い波、良いリズムに乗せることも=幸の連鎖(^^)V

・ファールはノーカウント(><)!
ファールラインを超えるとスコアーに「F」マークがつき、ガーターと同じ扱いとなります。もし1投目がファールなら何本倒していたとしてもガター扱い(0カウント)として2投目には10ピンセットしなおされてしまいます。もし2投目でしたら、何本倒したとしても2投目のスコアーはガター扱い(0カウント)となります。

・スコア修正はスタッフに!
イベントですので、公正を期すためにモニター上のカウントミスなどは面倒でもスタッフを呼んで修正してもらいましょう。

・端の溝に一度落ちたボールがレーンに戻ってきて倒したピンはノーカウント!
よく端を狙った際など、一度端の溝に落ちたボールが反動などで登ってきてピンを倒してしまうことがあります。しかし一旦溝に落ちた時点でガターとなるため、その後ピンが倒れたとしてもカウントされません(ボウリングはメンタルのスポーツとも言われている分、その辺は正直にやった方が、後々うしろめたさなどなく集中してすっきり投げられますので、最終的にスコアが良くなることも=正直者には運が向く(^^)!)。

・レーン上での水分厳禁!
ボウリングは意外と消耗する全身運動のスポーツなためドリンク等あると良いですが、水分をレーンにこぼしたり水滴がレーンに飛んでしまったりすると、オイルが中途に取れてしまう要因となり、投球者が助走時にうまく足を滑らせることが出来ずつんのめってしまったりと危ない状況に陥ったりも。レーン上以外ではかまいませんが、できればリスク回避の意味からもペットボトルなど蓋つきの物をアプローチから外れた席でお使いください。

・トイレなどに行く際は「靴を履き替える」か「シューズカバーを着用」しよう!
トイレなどレーンから離れると靴裏に水分がついてしまうことがあります。そのままレーンに上がってしまうと上記のドリンク同様レーンのオイルが取れてしまい、次の投球者などが助走時にうまく足を滑らすことが出来ずつんのめってしまったりと危ない状況に陥ったりも。マナーとしてトイレなどでレーンを離れる際は「靴を履き替える」か、「シューズの上から簡単装着で履き替えいらずのシューズカバーをはめる」ようにしましょう。


(*)マナーでもありませんが、ボーリングをする際は、なるべくヒラヒラしたりダボダボの服装は避けた方が好ましいかも。投げる時にボールや腕が服に引っかかってしまい投げづらいどころか、身体のどこかを痛めてしまうこともありますからね(^^;)そういう点などからも靴下同様にポロシャツなどを鞄に入れて持参してトイレなどで着替えたり、中に着用されてこられる方も少なくないですね(^^)肌寒ければ、ポロシャツの下にロングTシャツを着たりも。


1から一通り教えてくれるボウリング教室を開いているところもあります。

例)ラウンドワン 週1全6回コース


その他あると便利グッズ:

・スプレー式ボールクリーナー

ボールについた油成分などを落とすボールのケア用に。

・マイクロファイバータオル
ボールについた油成分などを落とすボールのケア用に。備え付けのタオルを使っても良いですが、自前のものがあるとクリーナーを使うにしても気楽に使いやすいですよね。専用の物でなくともダイソーなど100円ショップの類似品でも十分事欠きませんよ(^^)

・ウェットティッシュ
オイルの付いたボールを触るため、手拭き用に。

・リストバンド
普通のリストバンドを聞き手とは逆につけておくと、レーン上にてオイルや汗で滑りやすくなった指をちょっと拭くのにも便利です。上記のウェットティッシュなどを挟み込んでおいてもOK(^^)

・シューズカバー
マナーとしてトイレに行く際など靴を履き替えても良いですが、簡単装着履き替えいらず。のシューズカバーがあると便利です(^^)

・ワイヤブラシ
次に心地よく投げるため、イベント終了後にシューズ裏のブラッシングを。どんなにゆっくり投げたボールも、滑っていってピンにあたるくらいのオイルがレーン上には塗られていますからね。そのオイルが靴裏につき影響をきたしますので。

・シューズキーパー
次に心地よく投げるため、シューズの型崩れ防止に。

・除菌消臭スプレー
次に心地よく投げるため、シューズを清潔に保ちます。

・保温サポーター
肘や膝などの怪我予防用に。固定するわけでなくあくまで保温の意味合い性を優先するため、変に高いものよりダイソーなど100円ショップの物の方が締め付けすぎず使いやすいですよ(^^)特に冷え込むと血流も悪くなりますし(固定の意味で締め付ければ尚更に)関節部分の筋肉や筋も硬直し柔軟性を欠きやすくなり、その分どこかしらに過度の負荷がかかり痛めてしまったりと怪我につながりやすくもなりますからね(^^)既にどこか痛めている方はそのサポートの意味もありますが、そうでない方も転ばぬ先の杖的にも(^^)ただし、大きなイベント等では男性は長いスラックス着用義務が生じるため、特に膝のサポーターを現地で脱着するのは大変かもしれませんのでお気をつけて。


(*)やっていくと色々なアイテムなどが目に映るものです。ボールやキャリーバックなどもそうですが、通販などで色々と見てみるのも楽しいかもしれませんね(^^)

例:フタバボウル など

ボールに関しては購入時に穴はあいていないため、通販などで購入し近くのボーリング場やショップに持っていくと、穴をあけるドリル代が店舗により1穴1,000円から2,000円台半ばくらいかかってしまい、親指、中指、薬指の3穴で3倍の価格がかかってしまいます。出来れば購入店舗で穴はあけてもらう方がサービスでしてくれることも多く、安くすみます。その場合は多少単価が上がろうと近くのショップで購入した方が安くつくかもしれませんね。ラウンドワンなど、表ざった取扱商品は少なくとも、商品の取り寄せサービスをしてくれるところも少なくありません。


空調の整った室内で、年中いつでも気軽にスポーツ(^^)!
そんな生活も面白いのでは(^^)V





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ボウリング(Bowling)