最近、日本でも至る所でチャリティーの文字を見かけるようになり、ウォーキングや各種ランイベント等においてもチャリティーの名を馳せたイベントが多く見受けられるようになってきましたね(^^)アメリカでは、プロスポーツ界において積極的に慈善活動に献身的に従事した選手にそれぞれの価値ある賞で大々的に年間表彰し、選手たちのより高い意識とモラルの徹底、そして自覚を促しつつ着目度の引き上げを図ると共に、スポーツ界において一流選手はスポーツができるだけではなく、思想やモラルにも秀でた気持ち・精神的にも賞賛しうる成熟したヒーロー像を打ち出しています。だからこそ、それによって身近なスポーツというものを通し、思想や正義感、モラル的なものもそうですがチャリティーなども身近なものになっており、有事の際などのチャリティー的行動力など、子供から大人までものすごく強い国民思想から培われていますよね。自身の趣味を兼ねた行動がチャリティーにつながるというのは、自身の行動に意味合いを持たせ、後ろ盾となってくれたりもします。間接的にでもそんな「誰かのため」の行動が、そこに自他ともに認める肯定的な自身の存在価値を作り、だからこそ自分という存在を確立しやすいのかもしれませんね。日本ではまだスポーツ界においてそこまでの動きはないものの、スポーツを活かした社会貢献活動を可視化しようと2017年より「HEROs AWARD」として年1回社会貢献活動を表彰する式典を開催したりと、模索しながらもわずかずつその良い影響を受け始めているのかもしれませんね。
アメリカのスポーツ界 例)
・NBA(バスケットボール)
=NBAケアーズ地域貢献賞 (Season Long NBA Cares Community Assist Award)
・NFL(アメリカンフットボール)
=ウォルター・ペイトン / マン・オブ・ザ・イヤー賞
(Walter Payton / Man of the year Award)
・MLB(メジャーリーグ・ベースボール)
=ロベルト・クレメンテ賞(Roberto Clemente Award)
・NHL(アイスホッケー)
=キング・クランシー記念杯賞(King Clancy Memorial Trophy)
等
一方でスポーツ系はどうもという方も少なくない中、日本では百貨店などでクリスマスなど事あるごとに義援金・支援金・寄付金付きのピンバッチなどを発売しているのが目につくようにもなってきています。昔はワッペンやアイロンで熱転写するシール、缶バッチ等が主となってい、自分なんかはユニフォームやスポーツ時のウェアに付けたりしていましたが、近年の日本ではピンバッチが主流となり、カバン等どこにも気軽で簡単に付けやすくなっていますよね(^^)
確かにチャリティーというものにおいて緊急を要する場合は募金方式が確実ですが、それですとその場限りで忘れ去られたり、印象がうすれたりもしがちです。しかし売り上げの一部を義援金・支援金・寄付金にまわすウォーキングやランイベント等に自身が参加したり、同様のアクセサリーなど何かしらの小物を購入という形をとると、たしかに1回の額自体は少ないかもしれませんが、自身の行動を通して何かをしたというイメージを思い出として根付かせ、何かの際に能動的に話題に出したりと拡散のサポートになったり、小物ならば身に着けることで何かの際に受動的に話題に上がったり、人の目につくことでその存在を広め、長く拡散し続けることができます。帳尻を合わせる意味ではありませんが、1回で大きな額を寄付できなくとも、無理のないそういう形で協力しつつ、その時そう思えた自分自身を大切にしながら背伸びせずに協力する。それはそういうことに共感し関心を寄せられるあるがまま自然体の自分を尊重・肯定し、そこに自身の存在・行動を示し大切に残せます。何より細かいこと抜きに自分の思うまま・感じるままに自然なスタンスで動きやすく、その都度そんな自分自身に光を当て、自身の確かな存在意義を現実という地に根を張ることもできますよね。それに気軽に何度もできる利点も大きいのではないでしょうか(^^)そしてそんな行動1つ1つがその都度他者だけでなく自分をも優しく大切にすることにも繋がっていきますからね(^^)
実際、そういったチャリティーグッズのピンバッチ等にしても、最近は可愛かったりデザイン性の良いものも多く、話題を集めちょっとした人気にもなっていますよね(^^)特にタカシマヤのチャリティーサンタ人形は人気も高く、年々生産数を増やしていっていますが、2019年では生産数5万6千個が珍しくほぼ即日完売状態でした(新宿店、松山店では入荷数の違いからか若干数は在庫があったようですが、販売開始翌日午前中には完売となっていました)。
タカシマヤ チャリティーサンタ人形 (常年11月下旬から発売開始) | |||
2015 I 2019 底面に西暦の刻印有 |
![]() イギリスの人気イラストレーター・絵本作家でケイト・グリーナウェイ賞受賞を受賞したデビュー作「さむがりやのサンタ(Father Christmas)」(1973)や「スノーマン(The Snowman)」(1978)など世界的にも活躍されているレイモンド・ブリッグズ(Raymond Briggs)監修の下、毎年人気を博している「チャリティー・サンタ人形」。残念ながら2020年はコロナ禍の影響で発売中止、2021年には諸事情により販売企画自体の終了が発表されました。 |
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松屋銀座 クリスマス チャリティーピンバッジ (常年11月上旬から発売開始) | |||
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東武百貨店 クリスマス チャリティーピンバッジ (常年11月上旬から発売開始) | |||
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西武百貨店 ホワイトリボンピンバッジ (常年11月上旬から発売開始) | |||
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他にも各百貨店などで不定期ながらコラボレーション企画のイベント開催時等に色々なチャリティーグッズが出されたりも。
大丸東京 | |||
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タカシマヤ | |||
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そういう中で、最近は特にリボンの形のデザインを模したものを目にする機会が増えていっているのではないかと思います(ピンクの物などは特に有名ですよね)。これらは「アウェアネス・リボン」と言い、世界各地で病気や社会問題などに対し支援や賛同の声を上げ、広める意味合いなどとして使われています。これらはその色に関連性や意味合いを込めて使われていますが、その分1つの色に様々な団体のニュアンスが集まってしまうこともあります。そこであえて世界的な認知度の高い「リボン」マークを用いず、「カップ(コップ)」や「クローバー」等といった直接的に関連するものや良いニュアンスの物をマークに、同様の色的意味合いを込めて使用しているところもあります。